おもに痛み、様々な不具合など、元気 健康ではない人が、勇気を出して訪れるのが歯科医院です。 診療・治療にはお互いの理解と納得が大切なことは言うまでもありません。 が、最近は高齢の患者さんが増えるに比例して、「思い違い」や「忘れること」が増えてきました。 ここで「失し物」をしたと思い込み、診療室、待合室、洗面所の隅々までソファもどけて探すも発見なく帰宅されて後日の診療時にまた同じことの繰り返しということもありました。 歯医者では忘れるとやっかいな「薬」を出すことはマレですので、診療時にその場でのご理解を得る努力をしていますが、ご家族のいない方など、ふだんの生活は大丈夫かな、と心配になる場合もあります。 心配しいしいお見送りする他ない現状ですが、「口中」以外の諸・問題にも何か対応できる手立てがないかと、散り始めた桜並木を眺めながら模索しています。