2007年
「趣味のように」
11/26
木枯らしが吹いて冬らしくなってきました。何事も「変革!変らなければ!」という風潮の中、季節だけは昔通りに巡ってほしいです。75歳の友人の母上は上下28本自前の歯で、お元気に過ごされています。コツを伺うと、やはり歯磨きで10代の頃から時間をかけて、一本づつ裏表磨くということでした。時代は戦争をはさんで大変だったと思いますが「寝る前にこれだけは秘かな趣味のように続けたのよ。」というお陰で、身体も健康だそうです。楽しい飲食の機会が増える年末ですが、酔いを振り払って寝る前の歯磨きを忘れずに♪
「歯磨きの時間」
11/19
立冬も過ぎて、温暖化の日本にもようやく冬らしい気配が感じられるようになってきました。寒くなるとうれしいのが、お風呂ですね。暖かいお湯にのんびり入るのは、手足も伸びて心からゆったりいい気持ちです。身体の為には熱いよりちょっと温めのお湯に、半身ゆっくり浸かるのがいいそうです。(まぁ半身は寒いので肩まででもいいですが)この時間の有効利用が「歯磨き」です。丁寧に一本づつ磨いていくと案外、時間もかかって知らないうちに、身体も芯から温まっているという寸法です。今週も二度オイシイ話しでした。
「お口のトレーニング」
11/12
口の中というのは、髪の毛一本あっても気持ち悪く、はっきり判るほどに非常に繊細なセンサーがあると同時に、氷や熱いスープを含んでもまぁまぁ大丈夫に出来ています。こういう自前の能力を高めるためには、舌を上下左右、歯並びの内外グルリと動かして、筋肉として鍛えることも大切です。頬の内側を強く押したり、お猿のマネのように上の歯茎=上唇や、逆の下唇の内側にまでよくいきわたらせて、運動してください。コレはついでに顔の筋肉もよく動かすことになり表情豊かにもなります。二度オイシイ運動です。
「自転車通勤」
11/4
診療所までの片道4Kを自転車をこいでいきます。ラッキーなことに広大な公園墓地、大学、スタジアムなど自転車通勤には非常に気持ちの良い道ではあります。が、ほぼ同じ時間、道でも、その日によって事情が変わります。他の自転車との衝突!回避!とか広い歩道いっぱいの学生とか、たまにはタンクローリーが列になって停車していたり、無意識にスイスイこいで行ける距離は意外に少ないものです。同じことの繰り返しでも小さな緊張と注意力をもって、意識して行うことが大事だという意味は歯磨きと同じです。
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