2008年
「通院」
10/27
虫歯や、歯茎が痛くなると「勇気を出して歯医者に行く」のですが、当初の痛み、不快が治まると、案外、多くの人が予約をキャンセルしたり、来なかったり(コレを「無キャン」と言います」。痛い真っ最中は、炎症起こしている火事場ですので、根本的な治療の前に消炎作業をします。で、収まったスキに原因の治療にかかる訳ですが、ここで治療を始めて、辛抱して何回か通院して完了しなければ、自明の理で、また「痛い」ことになります。通院はやっかい事ですので、予約時間にきっちり診療を受けられるよう、こちらも努力と工夫しています。
「電動ハブラシ」
10/20
先日、知り合いの高齢の方から「細かく上手に磨けない」というお話しがありましたので、試しに電動ハブラシを使ってもらいました。沢山の種類があるので、重さや使い勝手のよい=自分に合った商品をみつけるのはけっこう大変のようです。が、うまく使いこなせれば、コレはやはり優れモノです。自分で「当てる=磨く」順番を決めて少しづつ、ずらしながら磨きあげれば、磨き残しが大幅に減るようです。完璧に出来なくても、「前よりいい、スッキリ感」を持てるように、試してみる価値はあります。
「診察範囲」
10/13
歯科の診療領域は、一般に口腔全般ですが、口は、ご存知の通り「のど」「鼻」また「顎(あご)」にも繋がっています。診察した上で、歯科ではなく身体の病院を紹介することがあります。また歯科の中の「口腔外科」を紹介することもけっこうあります。これは例えば、抜くのに困難が伴うほど大きな「親知らず」の抜歯や、舌や歯の土台の骨の病気などがあります。町の診療所では、(麻酔も含めて)全身の管理は出来ないので、こういった連携は大切です。まずは「身近な診療所で診て、必要なら大きい設備のある病院へ行く」という構図は医療費削減にも貢献するよい在り方だと思います。
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