「歯、歯茎」もしくは口中というものは、口を閉じていれば身体の内側であり、粘膜や唾液など身体の表面とは言えない形状ですが、しかし通常目視することのない内臓でもない、不思議な位置にあります。 それだけにその状況(の、よしあし)が身体の他の機能に直結する場合が多々あります。先日TVで放映された「鼻」問題でもやっていましたが、奥歯の歯茎に埋まっている部分=先端は、紙一重の薄さで鼻腔という目の下辺り、頬の中にある空洞と接しており、虫歯菌や歯周病菌が入り込める構造です。免疫力などが低下している場合には、菌を抑え込めず鼻水、頭痛など問題を起こします。体表でもなく内臓でもない不思議な立ち位置である、口中を意識して良い環境に整えましょう。