「唾液はエライ」
6/29
口の中の粘膜には、熱いものを食べてしまった時の火傷、ついあわてて噛んでしまった傷、ハブラシでゴシゴシやり過ぎた、超硬いおせんべいをバリバリやった時など、「傷」が日常的にけっこうあります。しかし!これらの殆どが口内炎や他のトラブルに発展するどころか、だいたいは気がつかないうちに治ってしまいます。それは「唾液」のお陰です。(近年は情報が豊富なので)ご存じの方も多いと思いますが、唾液が常に口の中を正常に=傷の修復を含め、清潔に保つ役目を果たしているのです。青梅の季節を過ぎて梅干し作りですね。思い浮かべて「唾液」にがんばってもらいましょう。因みに就寝中、口呼吸で口中が渇くと舌がピリピリ切れたり、不具合が多くなります。こちらもぜひ改善しましょう。
「入れ歯」
6/22
具合良くできた「総入れ歯」を長年使い、ふと気がつくと、お顔がたてに縮んだ様な気がするということがあります。それは「気」ではなく、技工物の「歯」部分がすり減って短くなっているという事実です。また、入れ歯(特に上全部または下全部、もしくは総入れ歯)は日常不可欠な道具なので、出来ましたら「予備」もあった方がいいですね。無くした、壊したなどという目にはそう遭うものではありませんが、自転車で転んだ拍子に外れて、運悪く車道へ、轢かれてパーということもあります。調整を重ねて、ちゃんとご自分に合った入れ歯が出来るまで、美味しくない不自由な日々を過ごすこともありえる訳です。
「梅雨空」
6/15
関東も梅雨入りして、日本全国(北海道除く)しっとり、水分補給の季節になりました。木々も畑も田植えも花壇も、生き物全て、この季節通りに巡って来る「慈雨」に感謝です。毎年同じようにキチンと繰り返される「季節」があってこそ、人の営みも穏やかに、安心して過ごすことが出来ます。一種の良い習慣ですね。昨日と同じように、今日も、たぶん明日もキチンと手入れ、手抜きナシで歯磨きすれば、いつの間にか健康は保たれていく、安心して過ごすことが出来るというものです。
「スタッフ交代」
6/8
良く働いてくれるスタッフが、諸事情により交代することになりました。歯科医院のスタッフは、たくさんの覚えるべき薬、器具などがあり、受付業務の他、簡単な診療の手助けもします。もちろん医療行為そのものは専門スタッフが行いますが、ふだんあまり目にすることのない「医療現場の内側」で働くことは、けっこう大変です。歯科の現場は殆ど外科と同じでキッタハッタの日々ですので、向き不向きもあるかもしれません。新しく来てくれた明るいスタッフと共に、一同気持ちをあらたに、曇天に気持ちが暗くなりがちな梅雨の季節を乗り切りたいと思います。
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