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「医学生」
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人の寿命も一段と延びて、科学(医学)の進歩で、病気の種類も増えてきました。昔は判らなかった、体調不良だった症状も、名前がついて治療の対象になり、薬も様々開発され、病気の名前が増加したのです。今の医学生が学ぶ勉強の量はハンパではありません。その上、医療に関わる機械も次々に開発されて、その操作も熟練しなければならず、殆ど超人的と思えるほどの勉強です。一人を「医療者」として育て上げるのには、学ぶ方も大学も大変な時代になりました。その中で、ただのサービス業ではなく、「弱った人を助ける」という崇高な職業の自覚も大事な要素だと思います。人として身を低くしたそういう意識が、この膨大な勉強量に圧倒されて置き忘れられ、医者としてあるまじき犯罪に走る者を出してしまう一因か・・・とニュースでがっくり。がしかし最近、身近で見た救急医療現場の医師、看護師たちの奮闘ぶりは「救い」でありました。身を粉にして働いておられる姿に、感謝。
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「インプラント」
5/17
医療技術の進歩によって、インプラント=人工歯根による義歯 施術は日常のものとなってきました。骨に金属を埋め込む手術ですので、衛生的にも高度な治療環境が求められますが、現在はその高いハードルもクリアした町の歯科医院も増えてきました。歯科の領域にも、設備を備えた積極的な高度医療と、普段のケアを中心にした予防を含む治療がありまして、私の診療所は後者です。
ご近所の皆さまの「口中」の健康維持を目的とした医療を目指しているからです。もちろんインプラントや矯正などの治療の相談にものり、適切な医院を紹介することも、診療のひとつと考えています。
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「管理すること」
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身体の健康を守る、または維持することは、日頃の食事や運動、睡眠といった普通の暮らしをバランスよくこなしていく延長にあります。「口中」の健康も全く同じではありますが、もう一歩、踏み込んで「管理」にする意識がとても重要です。それは、例えて言えばひとつの仕事の全体を把握した上で、細かく管理していく作業にも似ています。歯と口中の状態は千差万別ですので、それぞれその人に合った管理の仕方を、まずは専門家=歯科医や衛生士にプログラムしてもらい、そのオーダーメードの管理方法を日々手順を踏んでこなしていく、その結果が「問題の無い」健康な口元になります。きれいな歯や、さわやかな口元は毎日の積み重ね以外には、得られない!のであります。
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