今年は、例年になくしっかりした「梅雨」らしい日が続いて、ともかく蒸し暑い!合間の晴れ間など、じっとりネバつき熱帯雨林とはこんな感じかと思う。しかし一旦建物に入れば、今の日本の公共の場で、エアコン無い場所は無いですから、ヒンヤリと涼しく、心地よく元気も出て活動に励むことが出来ます。それが外に出ると、またクラクラするほどの高温多湿熱帯気候で、この環境差が、気分の良さと反比例して、実は身体にとてもストレスです。高温多湿の不快指数より、実害はこっちで、いつのまにか自立神経が傷み、体温調節がうまく出来ない人などが増えてきました。夏に情けないですが、エアコンの効いた室内では、長袖で冷気に直接当たらないなど工夫が必要です。エアコンの設定温度を外気温との差を小さく=「高め」にすることも大事で、実行しています。環境負荷の軽減にもいいですね。
健康に関する情報が、驚くほどたくさん目に入るようになりました。最近読んだスポーツ誌も、目と歯に関する特集が組まれておりました。それぞれ特徴を出すためにも、様々な執筆者が、概ねマチガイのない意見を述べておられる訳ですが、これほど膨大な量の情報が溢れてくると、読む方の意識=取捨選択が大事だと思います。コンビニより多いと言われる歯医者は「相性が大事」と言う意見には賛成ですが、次々に変えてみよう、定期的なメンテナンスは不要、という記事には不賛成。同じ紙面に「歯科に関する意識の高いドイツでは若い頃からの定期的なメンテナンスによって、80歳代でも20本以上自前の歯がある人がめずらしくない。」という記事も出ていました。日頃のセルフケアが何より一番大切、当診療所でもサンザン申し上げておりますが、その手助けとしての歯科でのケアは重要です。十人十色、それぞれ性格も相まって、どうしてもうまくケア出来ない=習慣にならない人もけっこういまして、何とか口中健康維持のため、一緒に努力するわけです。一緒に!です。