2007年
「風邪の予防に歯磨き」
10/29
ちょっと前の新聞に風邪の予防として、手洗い、うがいと共に「歯磨き」も挙げられていました。これから気温が下がって冷たく乾燥した空気になり、風邪のウイルスが活発になる季節です。確かに口中を清潔に保つことは、余計なウイルスが身体に侵入して悪さをするのを防ぐために多いに役立ちます。とくに疲れや、寒さから身を守るため、余分なエネルギーを使う冬は、身体の免疫力が弱ってくるので、より侵入を防ぐ努力をしましょう。もちろん!手洗い、うがいは基本中の基本だと思います。
「歯を守る器具」
10/22
歯が磨り減ったり、顎の関節などに強い力がかかって具合が悪くなることを防ぐために、マウスピース(ボクシング選手が試合中にしているのを見ますね)や、スプリント(上下別々に歯列にすっぽりかぶせるもの)があります。おもに寝ている間にすることが多い装具ですので、知らない間(無意識に)に不適切な強い力から歯や顎関節を守ります。クッションのような緩衝体の役目であり、また歯列矯正では仕上げの段階できれいに並んだ歯並びが元に戻るのを防ぐために=歯並びを固定させるためにも装着します。
「磨り減る歯」
10/15
歯が磨り減ること。顎の力=噛む力というのは平均的な一般例ですが、成人で60kg位あります。ネコで100kg、ライオンになると300kgはあると言われています。噛む力というのはスゴイです。そんな力で使い続けるので、歯も歳と共に段々に磨耗して「磨り減る」という事態があります。若くても、歯軋りしたり、スポーツ選手のように歯を「食いしばって」ガンバル人も、負担は大きいです。ウサギなどと違って人の歯は伸び続けたりしないので、自然に磨り減る以外の原因は取り除くことが大切です。
「口中の健康と野菜」
10/8
おいしい食べ物満載の秋ですが、身体全体、口中の健康のためにも野菜類は大事です。ご存知の通り野菜には繊維質が多く含まれているので、「歯垢がつく」という観点からも、よく噛んで食べるといい効果があります。そういえば、なんでも食べる犬や猫には歯垢がつきますが、草食のウサギや馬では見たことはありません。鍋がおいしい季節ですね。魚や肉の3倍は白菜・春菊・蒟蒻・人参・大根・牛蒡にきのこ類、野菜たっぷりで、心身健康に冬へ向かいましょう。
「天候と歯」
10/1
空模様ばかりが気になる今日この頃ですが、それはやっぱり天候がその日の気の持ち様に響くからでしょうか。着る物、食べる物、持ち物、雨ならタクシーはずむか、お天気なら一駅歩くかなど、ずいぶんと影響があります。気圧の変化で頭痛がしたり、体調が敏感に変わる人がいますが、歯痛も気圧に影響を受けることがままあります。よく判る例として、気圧変化の如実な飛行機です。これから行楽シーズンですね。楽しい旅の前に勇気を出して、歯医者へ行って心配をなくしておきましょう。
|