「木の芽どき」
4/20
連休前になると、気温も急上昇して新緑がまぶしい日々です。この時期は昔から「木の芽どき」と言い、寒い冬静かにしていた生体が急激な陽気の変化に、シバシ戸惑う時期でもあります。その上、一気に頑張った「新年度始まり」が一段落して精神的にも疲れが出る頃です。体調や気持ちの変化に、多少陰りが出てくるのは当然ですね。「疲れ」は口内に敏感に出ます。とくに歯茎!虫歯でもないのに歯が浮くような感じはありませんか?(新学期の小学生だけではなく)大人もやっかいな歯周病にならないように自力で検診に行ってください。
「災害訓練」
4/13
新年度になって、今年は地域の係りにも任命され「災害訓練」に参加しました。といっても今年は、地震などが起きた時、集合場所に集まること、家屋内に取り残された人がいないか確かめること、そして救命講習でした。診療日を休んでも参加した割に、どこが問題点かが漠然と判ったような訓練でした。それでも、やらないよりはいいです。シュミレイションが役に立つのは確かです。誰でも、一度でも経験、体験するのとしないのでは、実に大きな違いがあります。その上で経験したことを活かせるように、進化することです。言うは易し、行うは難し・・・。
「4月」
4/6
桜の花が今年は長持ちして、ようやく花吹雪です。枝垂れから始まって、桜と言えば染井吉野、八重が繚乱、そして新緑の山桜までいろいろ咲きます。歯科の治療域も「口の中」と一言ではありますが、実に広範囲な影響/関わりがあります。新聞の顎関節症の特集記事で「簡単には良くならない」とコメントされていましたが、その通り。単に噛み合わせだけではなく、噛む癖、頬杖をつく癖、果ては仕事や生活の決まった姿勢、視力の問題や食べ物の嗜好にまで、原因は多岐に亘る場合があります。専門医療者と、しっかり根気よく治療に取り組む姿勢が大切です。身体の仕組みが複雑に出来ていることを再確認する症例のひとつです。
|