2007年
「知恵袋」
9/24
残暑の厳しい秋になりましたが、さすがに空は高く澄んで、空気も熱気が抜けてきました。野放図な人の営みのせいで気象/気候がおかしくなってきていますが、さすがに「暑さ、寒さも彼岸まで」の言通りですね。やっぱり昔の人は偉かった。敬老の日がありました。昔、長く生きた人は「知恵袋」と言われてその長い人生で蓄えた知恵、知識を教えて頂く対象でした。今はあまりに知識(知恵ではありません!)の進歩、伝播が早くてちょいと世間から離れると、もう何のことやら。でも大事なことはそんなに多くはないように思います。もっと単純に大事なことだけに目を向けておおらかにいきたいものです。朝晩の歯磨きも昔っからの単純な身支度のひとつで♪
「夏の疲れと歯茎」
9/17
過酷な夏がやっと終焉して、みなさん本当にほっとしていることでしょう。今夏は耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで乗り越えたためか、近頃、疲れからくると思われる「歯茎の腫れ」の患者さんが多いようです。前記しましたが、疲労は、歯茎の腫れなどの不具合をおこす大きな要因です。身体全体も「夏の疲れがどっと出て……。」という話しはよく聞きます。そういう意味で、秋は新米やおいしい果物など実り多く、冬に向かって体調を整える時期なのですね。おいしい入り口=口中も万全にして秋を楽しみましょう。
「まっ白い歯」
9/10
「まっ白い歯」は、皆の願望ではあります。しかし、人みな外見が違うように、歯にもそれぞれに微妙な色合いがあって、「歯の白色」にも多様な違いがあります。欠損した部分に他の歯と色を合わせた技巧物を作って被せることをしますが、その時、色を決めるのには20色くらいの「白っぽい色」モデルから選びます。ご本人に選んでいただくと多くの場合、事実より「白い色」を選びがちです。そのままではその歯だけ白過ぎて、浮くので鏡を使ってよく説明納得してもらうようにしています。
「白い歯を目指す」
9/3
白い歯を目指すのに、案外見落としていることに食事の色素ということがあります。カレーやコーヒー、赤紫蘇など色の濃い食品には当然強い色素があって、歯の表面に付着します。で、そのままの時間が長ければ長いほどしっかり染まって、安易な歯磨きではなかなか落ちにくくなるわけです。簡単なことですが、食後はなるべく早めに歯磨きしましょう。(歯ブラシが無ければブグブグうがいだけでも)白い歯だけでなく口中全般の健康維持に役立つのは言うまでもありません。
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